【基本情報】2進数と10進数について

【基本情報】2進数と10進数について

今回は、2進数とは何か?そして、2進数→10進数、10進数→2進数にする際に計算方法についての
内容となります。

1. 前回の復習

8bit = 1byte

2. 10進数について

10進数 = 箱一つの大きさが9(0〜9) = 使う数字が10個

つまり、一つの箱に9個まで数が入り、それより増えると次の箱(10の位)に追加される仕組み

3. 2進数について

コンピュータの世界で話が出たように、1と0のみの数字になる

なので、箱に数字(1)が入ると、その箱はもう一杯になる。なので、次の数が入ると繰り上がり、新しい箱になる

(例)1 + 1 = 10
1 + 1 + 1 = 11
1 + 1 + 1 + 1 = 100

・上記を踏まえて、次の1o進数を2進数に変えたらどうなるか?
(例)123 = ?

– 考え方1:箱に入れて考える
下記の箱に入れば1、入らなければ0とすると

 128  64  32  16  8  4  2  1

▶︎64には入るので、使用
123 – 64 = 59  → 1
▶︎32に入るので、使用
59 – 32 = 27 → 1
▶︎16に入るので、使用
27 – 16 = 11 → 1
▶︎8に入るので、使用
11 – 8 = 3 → 1
▶︎4に入らない
0
▶︎2に入るので、使用
3 – 2 = 1 → 1
▶︎1に入るので、使用
1 – 1 = 0 → 1

上から使用した箱を付け足していくと…
11110011
つまり
123 = 1111011 となる

– 考え方2:割り算を使った求め方
割り算をしていき、余りがでた場合を1、出なかったら0として、最終的に1になるまで行う方法です

123 / 2 = 61 余り1
61 / 2 =30    余り1
30 / 2 = 15   余りなし0
15 / 2 = 7  余り1
7 / 2 = 3    余り1
3 / 2 = 1    余り1
残り1
ここまで計算したら、この余りの部分を逆から付け足していくと…
1111011となる

2進数から10進数へ変換する方法

2進数
1011

 8  4  2  1

1のところに箱を用意する。つまり、1から始まり、2、4、8と1がある所へ数字が入った箱を当てていく。
そして、1になっている所の数字を足してあげると…
8 + 2 + 1 = 11 となる

4. 今回のまとめ

用語 意味
10進数 一つの箱に9個まで数が入り、それより増えると次の箱(10の位)に追加される仕組み
2進数 1と0のみの数字
10進数→2進数 箱に入れて考える方法と、割り算を使った求め方の二つの方法がある。
基本的には、割り算を使った方法でやった方がいい。箱に入れて行う方法は、考え方を知るという部分で活用する
2進数→10進数 1のところに箱を用意し、1の部分の数字を足した数が変換した数字となる